- 無垢材の扱いについて
Soubou craftでは、山から伐り出した丸太を製材しただけの「無垢材」と呼ばれる木を使用しています。
無垢の木は、製材後も木として生きた時間を保ったままさらに生き続けるため、家具になってからも静かに呼吸しています。木自体の存在感があり、使い込むほど味が出てくる、それが無垢の木から生まれる家具です。
「木の呼吸」これは森に生えている木々たちが行う湿度を吸ったり吐いたりする調湿機能で、家具になってからも空気中の水分を吸収して膨らんだり、反対に乾燥しているところでは自分の水分を吐き出して湿度を調整しようとしてくれます。そのため、環境の変化によって割れや反りが生じることがあるので急激な温度、湿度の変化のない環境でお使いしていただく事をお願いしています。
また、食器類に関して、ご使用後は長時間水に浸さず柔らかいスポンジ等で洗い流し、生乾きによるカビを防ぐため風通しの良いところで陰干ししてください。
直射日光、ストーブの熱気での急激な乾燥は、家具同様に反ったり割れたりする場合があるので避けてください。
少し手間はかかりますが、月日・年月と共に表情を変えていくのが無垢ならでは良さなので、あまり神経質にならず日々のお手入れも含め、暮らしの中で心地よくお使いいただければ幸いです。
- 使用木材(家具)/ ペーパーコードについて
木の生きてきた証である木目の表情もどうぞ楽しんでお使いください。
ペーパーコード
樹脂を含ませてよった紙紐のこと。強いがしなやかで座面が体にフィットし、夏涼しく、冬はクッションをひくとより暖かい。板座より埃やシミがつきやすいが、強度があるため掃除や手入れをすれば目立たなくなる。
動物の爪(飼い猫など)にも強く、長年使うと少しずつ緩んでくるが、編みかえによりまた長く使える。